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2004/8/27

夢宇さんちのおもちゃ展の応援の気持ちでおもちゃプロップをいくつかリリースした。あまり参考にはならなかったが近所のおもちゃ屋にも取材に行った。
おもちゃ屋はいくつになっても楽しい。

私の場合おもちゃで思い出深いのはこれ。(うろ覚えで作ったのでかなりいいかげん)



「電子ボード」。
電子部品の入ったユニットを組み合わせていろいろな回路を作って遊ぶ電子玩具。最近復刻した「電子ブロック」と発想はほぼ同じ。「ブロック」が側面の端子の接触で接続されるのに対して「ボード」は差込接点。Webを検索すると岡田斗司夫氏のページがひっかかってきた。以下引用

−−僕の家は貧乏だったので、類似品の「電子ボード(回路自体を導線で結ぶ)」しか買ってもらえず、電子ブロックを持っている友達が羨ましかった。−−

うすうす感じていたが、やっぱり電子ボードは電子ブロックより格が低いのかぁ。
いずれにしても私の電子部品フェチの原点。くちあだきみあむはし560kΩ。


2004/8/16

短い盆休みが終わった。ふと見上げればもう秋の空。



今日は座卓を作った。ひっくり返される可能性が高いプロップなので裏もそれなりに作り込んだ。上の絵の背景は「座卓の裏」を調査するために近くのリサイクルショップへ行った帰りの写真。



2004/8/8


昔作った学習机をリメイクした。
最近、某所で学習机を使っていただいているのを見てこりゃいかんと思ったのだ。

左が昔のモデル、右が修正後。ライト等の条件はまったく同じでレンダリングしている。
昔のデータはエッジや面がぼんやりして妙な光と影があり非常に気持ちが悪い。作った当時もなんだか気持ち悪いなぁと思いながらも直す方法を知らなかった。

Poserは人体モデルのレンダ中心というソフトの性質上(だと思うが)普通に作ったモデルはエッジがぼんやりする。多少ポリゴンがきたなくてもなんとなく滑らかに見えるというメリットは大きいが、机のようにエッジをはっきりさせたい場合にはひと手間かける必要がある。いろんな人がTIPSで書いているので知っている人も多いと思うが、Poserレンダでエッジをきれいに見せるモデルを作るには面を分離するかエッジに微小なRまたは面取りをしてやる必要がある。リメイクの机はR付け+面分離している。
左が¥6980(椅子別売、税込¥7329)、右が¥49800(椅子別売、税込¥52290)ってな感じか。

引き出しも開くようにしたかったが、この点は今回も手抜き。だからタイムマシンにはならない。

もうひとつ病院ワゴンもリメイク。これはPoser5でレンダすると汚くなるというクレームを受けて。昔のデータのもうひとつの問題点がこれ。こちらも当時の私の無知によるポリゴンの不具合。結構多くのデータがPoser5で不具合がありそうなので地道に直して行こうとは思っている。


2004/7/5

ちょっと前から家族が増えている。



上の茶トラが先住猫「麦」6歳オス。下のヤマト運輸が新人「すず」3歳メス。すずを保護してかれこれ2ヶ月。麦とすずはお互いまだ慣れない。流血沙汰はないものの地味に喧嘩をしている。野生のすずが圧倒的に優勢。

DAZの$4クーポンでずっと欲しかったBillyさんのジーンズ購入。で、すずのTシャツを作ってみる。黒猫って絵になるなぁ。ゆるせ>麦。


2004/5/9

ずっとほったらかしにしてあった、糸巻きが壊れていたギターを治した。弦もすべて張り替え、本当にひさしぶりにギターをひいた。右手、すなわち弦をはじく方の手は動くのだが、弦を押さえる左手がまるでだめ。ちょっと修行しなおそう。

そんな事情でひさしぶりに楽器店に行った。冬眠していたギター系物欲が目を覚ました。やっぱりレスポールは上品だなぁ。やっぱりオベイションは美しいなぁ。ぞうさんのエレキもほしいなぁ。ブルースハープ「G」だけでも買おうかなぁ・・・

ギターを始めて25年。いまだにスリーフィンガーピッキングに指4本使ってしまう。聞いた感じが同じならいいじゃん。


2004/4/20

Renderosityに「1940 Radio with magic-eye tube」という古いラジオのフリープロップがアップロードされた。

magic eyeという言葉とサムネイルの緑の光にぐぐっときた。
チューニングダイヤルを回すと周波数表示の針がスライドするあたりがこだわりの逸品。裏板をはずしたら中身の真空管が見えるかと思ったが、そこまではやっていなかった。

私は真空管ラジオの世代よりはちょっと若いのだが、このマジックアイというものは覚えている。猫の目のように光り、光の変化で放送の同調を知らせる。詳しいことは覚えていなし、技術的な原理も知らないがとにかく見た目がかっこよかった。最近のラジオでも同調時にLEDが光るものはめずらしくないが、機能は同じでもこのマジックアイの方がずっと「すごいことをやっている」ように感じる。実際、同調を知らせる機能など、今も昔もさして必要は無いのだが。



2004/4/9

楽勝と思われたSF展。難儀している。まるでネタが浮かばない。一番好きなSF作家はJ・P・ホーガン。でも絵になんねぇ〜。
よくよく考えたら過去の展示会で私が出展した作品ってほとんどSFといえばSFだ。CGのおもしろさは現実に無いものをリアルに表現することだと思っているのでなんでもSFになってしまう。オリジナルロボットなど作ってみようかと思っていたが、急な出張で時間もなくなってしまった。ネタになやみつつ、今宵もショートタイムトリップしてしまいそうな体調。

 


2004/4/5

二週間ちょっと、出張で留守にしていた。

メールがたまっていた。
個人的にはほとんどメールを使っていない。本来このくらいの留守ではメールがたまることはないはずなのだが、ダイレクトメールとウィルス付メールが150件ほど。 ダイレクトメールはまだしかたがないとしても100件近くがウィルス付メールだった。幸いなことに今まで実害を受けたことはないし、今回もある程度予想をしていたが、なんともうっとおしい。
会社でも何度かはウィルス感染騒ぎが起きている。身近にも会社のサーバにウィルスを感染させてしまい解雇になった人もいる。感染しなくても、防御のためにどれだけよけいな手間と金がかかっているだろうか。全世界の損失をトータルすると天文学的な数字になるだろう。こんなことにわずらわされていていいのか!。われわれ人類はいそがしいのだ。人間が意図し、悪意を持って作られたトラブルにかまっている暇などない。天災、難病、環境破壊、子猫の里親探し、本来やるべきことがたくさんあるのだ。たとえイタズラ心で作った中学生ハッカーのウィルスだとしても、それはテロにほかならないのだ。バカボンのパパの口調になっているのだ。これでいいのだ。

こちら信州も開花宣言があったそうだ。とりあえず春。


2004/3/12

巨大キャットタワー購入。



ちょっと前にアップロードした、ぽざプロップの猫塔よりずっと豪華。すべての柱が爪とぎ可。猫バカです。



2004/3/7

ちょっとクラッシックな灯台を作ってみた。
資料写真では光源の形がよくわからなかったので「lighthouse history lens」などをキーワードに古そうな灯台光源の資料を探しながらあっちこっち漂流していたらこんな文献にたどりついた。

http://www.star.t.u-tokyo.ac.jp/projects/MEDIA/xv/rf-2.pdf

口角機動隊のそれとはちょっと違うだろうけど光学迷彩って現実に研究されてたのね。
イノセンス公開初日にこういうのが見つかるなんて、できすぎ。でも本当に偶然。



2004/3/6


球体関節人形、今日の進捗。



進捗してない。進捗してない。

Poserでポージングをしながら、自分の関節を観察してみるといろいろと「可動域の制限」に気づく。例えば手のひらを軸方向に回してみる。手首のところで軸回転はしないのでひじから先がねじれる。ヒザはPoserで言うところの「屈伸」の軸回転以外はほぼまったく動けない。あたりまえだけど、指の軸回転は自力ではできない・・・などなど。一方、大腿の付け根と肩の関節は自由度が高い。ここが球体関節に近いといっていいのだろう。いずれにしても人間の(人間だけじゃないけど)関節というものはうまくできているもんだ。ちょっと前、二足歩行ロボットが脚光を浴びたりしたが、人間のポーズを自然に表現できる自立型ロボットはまだ見たことがない。関節構造だけなら人間とそっくりに作ることは可能だろうが、それを動かすための筋肉を模した駆動技術が実用化していないからだろう。
3Dモデルの場合はそいういった制約がないし、細かいところはごまかせるのでより本物の人間に近い関節構造もできるはずなのだが・・・難しい。

2004/3/4

というわけで見られなかったものは自分で作る。球体関節人形、今日の進捗。




足はこれから。ヘソとかいろんなところがありません。顔ももう少しなんとかしたいなぁ。